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▽マオイストはチャッティスガル州を含む複数の州に拠点を置き、鉱物資源などを密売して利益を上げている。
インド、毛沢東主義派(マオイスト)の戦闘員(Getty Images)

インド中部チャッティスガル州で毛沢東主義派(マオイスト)と治安部隊が衝突し、少なくとも31人のマオイストと警察官2人が死亡した。警察が9日、明らかにした。

数百人の警察官と準軍事組織の兵士数百人は先月、この地域で対テロ作戦を強化した。

地元警察は声明で、部隊が森林で捜索活動を行っていたところ、ゲリラが発砲し、銃撃戦になったと明らかにした。

その結果、マオイスト31人と警察官2人が死亡、別の警察官2人が負傷した。

治安部隊はその後、自動小銃を含む武器や弾薬を押収した。

地元メディアによると、犯行声明を出した組織はない。

マオイストはチャッティスガル州を含む複数の州に拠点を置き、鉱物資源などを密売して利益を上げている。

チャッティスガル州は天然資源に恵まれているものの、インドで最も貧しい州の一つであり、マオイストだけでなくイスラム過激派やギャングも拠点を置いている。

警察によると、9日の戦闘は今年最大規模。チャッティスガル州では1月にも大きな衝突が発生している。

同州郊外では1月23日に少なくとも16人のマオイストが殺害された。当局によると、政府はそのうちの12人に総額約34万5000ドルの懸賞金をかけていた。

政府は近年、反マオイスト作戦を強化している。昨年は287人の戦闘員を殺害した。

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