空軍の訓練機が大学敷地に墜落、20人死亡、171人負傷 バングラデシュ
訓練機は21日の午後1時過ぎ、ダッカ北部の国際空港近くにある大学敷地内の建屋に激突・大破した。
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バングラデシュ・ダッカの大学敷地に空軍の訓練機が墜落し、パイロット1人を含む少なくとも20人が死亡、171人が負傷した。当局が21日、明らかにした。
それによると、訓練機は21日の午後1時過ぎ、ダッカ北部の国際空港近くにある大学敷地内の建屋に激突・大破したという。
ソーシャルメディアで共有された動画には建物から炎が噴き出す中、学生たちが避難する様子が映っていた。
軍情報局の局長は米ABCニュースの取材に対し、「救助・捜索活動を継続中であり、負傷者は市内の4つの病院に搬送された」と語った。
墜落したのは中国製のF-7BGI。操縦していた空軍中尉の死亡が確認された。
地元メディアによると、この大学には約4000人が在学し、事故当時、キャンパス内に約1000人がいたという。
墜落の原因は明らかになっておらず、航空当局が調べている。
暫定政府のユヌス(Muhammad Yunus)首席顧問は犠牲者に哀悼の意を表し、被害者に必要な支援を提供すると表明した。
またユヌス氏はこの事故を受け、22日を喪に服す日に指定した。