▽パキスタンの鉱山では違法試掘が蔓延し、死亡事故が多発している。
パキスタン南西部バルチスタン州の炭鉱で爆発があり、少なくとも12人の労働者が閉じ込められた。地元当局が10日、明らかにした。
それによると、爆発はアフガニスタンの国境近くにある炭鉱で9日夜に発生。救助隊が坑道の瓦礫を慎重に取り除いているという。
爆発の原因は明らかになっていないが、当局はメタンガスの可能性が高いと報告している。
州政府は声明で、「坑内に取り残された12人を救出するために、利用可能なあらゆる資源を投入する」と述べた。
また州政府は爆発の原因を特定するための調査も並行して行うとした。
炭鉱の所有者は明らかになっていない。地元テレビ局はこの炭鉱が当局の許可を得ずに操業していたと伝えている。
パキスタンの鉱山では違法試掘が蔓延し、死亡事故が多発している。
