▽逮捕された38人のうち17人が外国人で、国家転覆を企てていた可能性があるという。
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南米ベネズエラのカベロ(Diosdado Cabello)内相は19日、コロンビア経由で入国した外国人を含む38人が逮捕されたことを受け、航空各社に対し、コロンビア便の運航を停止するよう命じたと明らかにした。
それによると、逮捕された38人のうち17人が外国人で、国家転覆を企てていた可能性があるという。
独裁者のマドゥロ(Nicolas Maduro)大統領はしばしば、外国人が逮捕されると陰謀やクーデターを企てたと主張。野党に矛先を向けることもある。
カベロ氏は地元メディアのインタビューで、「この陰謀疑惑に関連して38人が逮捕された」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
またカベロ氏は「規制当局と航空各社にコロンビア便を直ちに停止するよう命じた」と述べた。
当局によると、38人の大半がベネズエラ人で爆発物を持って入国を試みたという。
ベネズエラ航空局はその後、この措置は5月26日午後6時まで続くと発表した。ベネズエラでは25日に議会選挙と知事選挙が予定されている。
コロンビア外務省は声明で、ベネズエラ政府から飛行停止について通知を受けたが、拘束されたコロンビア人に関する情報はまだ受け取っていないと明らかにした。