◎メガネグマは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストの絶滅危惧種に指定されている。
絶滅危惧種に指定されているメガネグマ(Getty Images)

南米ペルーの動物保護センターでメガネグマの子供が確認された。現地メディアが13日に報じた。

それによると、北部サンタ・カタリナの集落内にある保護センターのメスのメガネグマが数日前に子熊と一緒に行動していたという。

同園の責任者はAP通信の取材に対し、「数日前に母親と一緒に巣穴から出てきた子熊を確認しました」と語った。

この子熊は7月中旬に生まれたとみられる。同園でメガネグマの子供が生まれたのは6年ぶりだという。

この集落は動物保護区に指定されており、狩猟が禁じられている。地元メディアによると、同国にメガネグマの天敵はいないものの、その個体数は土地開発の影響で年々減少している。

メガネグマは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストの絶滅危惧種に指定されている。野生の個体数は3000頭ほどと考えられている。

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