◎WMOの事務局長に女性が選出されたのは初めて。
2023年6月1日/スイス、ジュネーブ、世界気象機関の事務局長に選出されたアルゼンチン国立気象局のサウロ氏(Martial Trezzini/Keystone/AP通信)

アルゼンチン国立気象局のサウロ(Celeste Saulo)氏が1日、国連の世界気象機関(WMO)の事務局長に選出された。

WMOの事務局長に女性が選出されたのは初めて。

ジュネーブのWMO本部によると、サウロ氏は加盟国の3分の2以上の支持を得たという。

サウロ氏は2014年からアルゼンチン国立気象局の長官を務めている。

WMOの事務局長を2期務めたターラス(Petteri Taalas)氏は年末に退任する予定。サウロ氏は2015年にWMO執行委員を務めた。

WMOは国連の専門機関のひとつであり、気象事業の国際的な標準化、改善、調整、各加盟国・地域間における気象情報、資料の効率的な交換の奨励などを主な業務としている。

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