ブラジルの中等学校で殺傷事件、9歳生徒死亡、16歳少年逮捕
16歳の少年が現行犯逮捕された。
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ブラジル南部リオグランデドスル州の中等学校で8日、殺傷事件が発生し、9歳の生徒が死亡、教師を含む数人が負傷した。警察が明らかにした。
それによると、16歳の少年が現行犯逮捕されたという。
事件は同州エスタカオの中等学校の敷地内で発生。少年はナイフを使ったとみられる。
TVグローボは情報筋の話しとして、「少年に前科はなく、この学校の卒業生とみられる」と伝えている。
警察は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。
エスタカオ市役所は事件後に声明を出し、市内の全ての中等学校が授業を中止したと明らかにした。
ブラジルの学校や保育所では殺人や暴力事件が多発している。
南部サンタカタリナ州の保育所で23年4月に発生した殺傷事件では子供4人が死亡した。
サンタカタリナ州で21年に発生した保育所襲撃事件では2歳以下の児童3人と大人2人が短剣で切り付けられ死亡した。