エクアドル刑務所で結核感染疑い、受刑者10人死亡
警察が遺体を収容し、死因を調査中。後日結果を公表するとしている。
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南米エクアドル・グアヤキルのリトラル刑務所で結核とみられる感染症により、10人の受刑者が死亡した。当局が19日、明らかにした。
それによると、警察が遺体を収容し、死因を調査中。後日結果を公表するとしている。
南西部マチャラの刑務所で先週発生した暴動では少なくとも31人が死亡した。
結核は「結核菌(Mycobacterium tuberculosis)」によって起こる感染症で、主に肺を侵すが、全身のさまざまな臓器に広がることもある。
感染者の咳やくしゃみに含まれる飛沫核を吸い込むことで感染し、多くの場合すぐに発症せず、体内で潜伏したまま長期間経過する。
免疫力が低下すると活動性となり、慢性的な咳、発熱、寝汗、体重減少などが現れる。肺結核では血痰や呼吸困難を伴うこともある。
