ブラジル南東部でバス事故、6人死亡、45人負傷
亡くなった6人の身元、負傷者の詳しい容体、運転手の安否は明らかになっていない。
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ブラジル南東部サンパウロ州で16日、農業従事者を乗せたバスが道路を外れて横転し、6人が死亡、少なくとも45人が負傷し地元の病院に搬送された。地元当局が明らかにした。
それによると、事故はサンパウロ州マリリア近郊の市道で16日未明に発生。地元消防局はX(旧ツイッター)への投稿で、「事故の通報を受け、署員が現場に急行し、重傷者を含む負傷者を救助した」と明らかにした。
亡くなった6人の身元、負傷者の詳しい容体、運転手の安否は明らかになっていない。
連邦警察によると、事故を起こしたバスは北東部マラニョン州から南部サンタカタリナ州へリンゴの収穫作業に向かう農業労働者らを運んでいたという。警察は声明で、「事故原因は現在調査中であり、詳細は後日公表する予定である」と述べた。
TVグローボは目撃者の話しとして、「バスは突然道路を外れて横転した」と伝えている。事故現場で救助活動が行われ、警察による現場検証が進められている。
ブラジルでは大型バスを利用した長距離移動が一般的である一方、交通事故が頻発し、重大事故も少なくない。警察によると、こうした事故は過去にも多数発生し、安全対策の強化が課題となっている。
州当局は負傷者の治療を優先するとともに、事故原因の究明に向けて専門の調査チームを派遣。バス会社の運行記録やドライバーの運転状況、車両の整備記録などの精査を進めている。
ルラ政権の報道官らは声明で、犠牲者と遺族に哀悼の意を表するとともに、負傷者の一日も早い回復を願うと述べた。また、地域社会に与えた影響を重く受け止め、道路安全に関する行政指導を強化する考えを示した。
この事故は交通安全への意識喚起を改めて促すとともに、農業分野で働く労働者の長距離移動に伴うリスクにも関心を集める出来事となっている。
