複数の航空会社がベネズエラ便をキャンセル、米FAAの警告受け
米海軍の原子力空母ジェラルド・R・フォードは今週、ベネズエラ沖に到着した。
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3つの国際航空会社がベネズエラ便の運航を中止した。現地メディアが22日に報じた。
米連邦航空局(FAA)は前日、ベネズエラの空域を飛行する際には「同国周辺の治安情勢悪化と軍事活動の活発化」を理由に「注意を払う」よう警告していた。
首都カラカス近郊のシモン・ボリバル国際空港の公式サイトによると、ブラジルのゴル航空、コロンビアのアビアンカ航空、ポルトガルのTAPポルトガル航空が22日のカラカス発便をキャンセルしたという。
コロンビアの航空局は声明で、同地域の飛行にはチ何状況の悪化と軍事活動の増加により、潜在的なリスクがあると説明した。
TAPポルトガル航空は22日と25日の便をキャンセルしたことを確認した。同社の広報担当はロイター通信の取材に対し、「この決定は米航空当局が発表した情報に基づくもので、ベネズエラ空域の安全が保証されていないことを示している」と語った。
スペインのイベリア航空も24日から当面の間、カラカス行きの便をキャンセルすると発表した。
米海軍の原子力空母ジェラルド・R・フォードは今週、ベネズエラ沖に到着した。
フォードを中核とする空母打撃群はこの海域で活動する部隊に合流。「麻薬密輸船」を取り締まる予定だ。
米海軍は9月、外国テロ組織に指定されているベネズエラの麻薬組織トレンデアラグアが運航する麻薬輸送船を空爆し、構成員11人を殺害。その後、さらに19隻の麻薬密輸船を爆撃した。
一連の攻撃による死者は80人にのぼっている。
トランプ(Donald Trump)米大統領は麻薬カルテルと戦争状態にあると宣言し、それをテロ組織に指定することで、一連の攻撃を正当化してきた。
これはジョージ・W・ブッシュ政権がテロとの戦争に使用したのと同じ法的権限に基づいている。
ベネズエラの独裁者であるマドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は麻薬密輸船に対する攻撃を非難し、国連安全保障理事会に米国を止めるよう求めている。
トランプ氏は17日、ベネズエラに対する軍事行動の可能性を排除しなかった。
