スウェーデンSAAB、コロンビアにグリペン戦闘機17機納入へ、5500億円規模
コロンビア空軍は4月、16機から24機のグリペンを購入する計画であると明らかにしていた。
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スウェーデンの防衛企業SAABは14日、コロンビア政府と今後5年間で17機のグリペン戦闘機を納入する総額31億ユーロ(約5569億円)の契約を締結したと発表した。
それによると、SAABはコロンビアにグリペンE単座戦闘機15機とグリペンF複座戦闘機2機を納入するほか、防衛・技術・インフラ分野に焦点を当てた2つのオフセット契約に基づき、軍事・民間プロジェクトを支援する予定だという。
コロンビア空軍は4月、16機から24機のグリペンを購入する計画であると明らかにしていた。
コロンビアはグリペン、仏ダッソー社製のラファール、米ロッキード・マーチン社のF16のいずれかを購入する予定であった。
グリペンは汎用性を追求した第4世代速戦闘機である。多用途航空機に分類され、空対空戦闘、精密爆撃、偵察任務を遂行できる。
グリペンはF35などのより高価な第5世代戦闘機に代わる、費用対効果の高い選択肢として広く認識されている。
隣国ブラジルは36機のグリペンを購入する契約を締結済み。SAABと提携して国内に同機の組立工場を建設している。
