▽この施設はリオ中心部から数キロ離れたスラム街にあり、指名手配中のギャングリーダーが建設した。
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ブラジルの警察当局がリオデジャネイロ州の「麻薬密売リゾート」と呼ばれる施設を取り壊した。現地メディアが11日に報じた。
それによると、この施設はリオ中心部から数キロ離れたスラム街にあり、指名手配中のギャングリーダーが建設したという。
その中には人工湖、スイミングプール、ジム、バーベキューエリア、レジャースペースなどがあり、その全てが当局の許可を得ずに建設されたものであった。
TVグローボはリオ警察の声明を引用し、「麻薬密売リゾートを摘発し、その運営に関与したギャング構成員3人を逮捕した」と報じた。
それによると、機動隊は11日早朝に施設を一斉捜索、封鎖したという。警察はこれに先立ち、近くの高速道路や市道も封鎖し、車両の出入りを禁じた。
ロイター通信は警察筋の話しとして、「機動隊はバックホーなどの重機を使って施設を粉々に解体した」と伝えている。