ブラジルCOP30のメイン会場前で抗議デモ、先住民族が入り口封鎖
COP30が11月10日に開幕して以来、会場で抗議デモが行われたのは2回目である。
と先住民族たち(AP通信).jpg)
ブラジル北部パラ州ベレンのCOP30(国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議)の会場前で14日、約100人の先住民族が抗議デモを行った。
デモ隊は本会場入り口を約90分間封鎖。COP30のド・ラーゴ(Andre Correa do Lago)議長が対応に当たり、平和的に終了した。
ド・ラーゴ氏は酋長との議論の間、抗議者の赤ちゃんを抱きかかえていた。
治安部隊は先住民族の入場を阻止したが、ケガ人や逮捕者は出なかった。
先住民族たちは人間の鎖を形成して入場を阻止。他の活動家グループも参戦し、外側に二重の鎖を作った。
COP30が11月10日に開幕して以来、会場で抗議デモが行われたのは2回目である。
酋長はルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領との会談を要求。アマゾンを守るためにより強力な行動を取るよう求めた。
