SHARE:

在ペルー・インドネシア大使館の外交官射殺される、警察が捜査

外交官は1日夜、自転車で自宅アパートに戻ったところを狙われた。
ペルー、首都リマの警察官(Getty Images)

ペルー・リマの在インドネシア大使館の外交官(男性、40歳)が射殺された。警察が2日、明らかにした。

それによると、外交官は1日夜、自転車で自宅アパートに戻ったところを狙われたという。

容疑者は少なくとも3回発砲し現場から逃走。外交官は病院に搬送されたものの、その後死亡が確認された。

警察が公開した2台の防犯メラ映像には、ヘルメットを着用した人物が外交官に向けて2回発砲し、外交官が地面に倒れる様子が映っている。容疑者はその後、外交官に近づいて3発目を撃ち、別の者が運転するオートバイで逃走した。

インドネシアのスギノオ(Sugiono)外相は声明で、徹底的かつ透明性のある迅速な捜査、ならびにペルーにおける外交官及びインドネシア国民の最大限の保護を求めた。

ペルーでは殺人や脅迫が急増している。

警察の統計によると、1月から8月中旬までに6041人が殺害され、2017年以来の最高水準となった。

一方、1月から7月の脅迫事件は約1万6000件、前年同期比で28%増加した。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします