◎未接触部族は孤立部族とも呼ばれ、外界と接触を断ち、現代社会の影響を一切受けていないとされる。
ペルー南部、ロンドンの人権団体サバイバル・インターナショナルが公開した写真、未接触部族とみられる人々(Survival International/AP通信)

英ロンドンの人権団体サバイバル・インターナショナルが17日、ペルー南部のアマゾンの奥地で生活する未接触部族の写真を公開した。

未接触部族は孤立部族とも呼ばれ、外界と接触を断ち、現代社会の影響を一切受けていないとされる。世界には100を超える未接触部族が存在するとされる。

サバイバル・インターナショナルによると、今回確認された部族はアマゾンの開発地から数キロ離れた場所に現れたという。

同団体は声明で、「少なくとも2つの開発地近くで数十人のグループが目撃された」と述べた。

地元メディアも、南東部のアマゾン近くにある集落のすぐそばで50人以上の全裸の男女が目撃されたと報じている。

サバイバル・インターナショナルは声明で、「彼らは自分たちが生活するエリアの近くで開発が進められていることに怒っているのかもしれない」と述べた。

地元メディアによると、林野庁はこの伐採を許可している。その近くに未接触部族の拠点があるかどうかは不明だ。

この部族は世界最大級の未接触部族とみられ、正確な人口は不明だが、一部の専門家は750~800人と見積もっている。

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