▽主要部門である鉱業とエネルギー部門はマイナス1.36％、公共事業と電気通信サービスも縮小した。
ペルーの国家統計機関INEIが15日、最新の経済統計を公表した。
それによると、2月の経済成長率は前年比プラス2.68％で、市場の予想を下回った。ロイター通信のアナリストはプラス3.5％と予想していた。
主要部門である鉱業とエネルギー部門はマイナス1.36％、公共事業と電気通信サービスも縮小した。
一方、農業セクターはプラス4.35％、漁業はプラス24.64％、製造業はプラス1.94％、運輸業はプラス5.66％であった。
INEIは25年第1四半期（1～3月）の経済成長率をプラス4％程度と見積もっている。公式統計は5月中旬に発表される予定だ。
ペルーは世界屈指の銅生産国であり、ここ数年の価格高騰で大きな利益を得ている。銅の価格は昨年、史上最高値を更新。現在も需要の拡大が続く一方、供給量は不足している。
