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パラグアイ首都で合同結婚式、600組以上が誓いの言葉、政府主催

このキャンペーンは「愛で結ばれ、法で守られる」と名付けられ、経済的・行政上の理由で婚姻を避けてきたカップルの関係を法的に認め、社会保障・年金・相続権などの恩恵を受けられない状況を解消することを目的としている。
2025年10月4日/南米パラグアイ、首都アスンシオン、合同結婚式の参加者(AP通信)

パラグアイの首都アスンシオンで4日、600組以上のカップルが同時に結婚した。

これは結婚式をより身近にする政府の取り組みのひとつで、1000人以上が一斉に誓いの言葉を交わした。

政府によると、このキャンペーンは「愛で結ばれ、法で守られる」と名付けられ、経済的・行政上の理由で婚姻を避けてきたカップルの関係を法的に認め、社会保障・年金・相続権などの恩恵を受けられない状況を解消することを目的としている。

政府と大統領夫人事務局は社会的弱者と見なされる長期交際カップルを優先的に結婚式に招待。カップルの約半数が子供同伴で参加した。

シウダデルエステでも先週、120組が合同式で結ばれた。

アリアナ(Pedro Alliana)副大統領はSNSへの投稿で、「全てのパラグアイ国民が婚姻関係を結ぶ権利を行使できる」と述べ、祝意を表明した。

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