ナイトクラブで銃乱射事件、8人死亡、武装集団逃走中 エクアドル
事件は南西部グアヤス州の沿岸部の地区にあるナイトクラブで発生。20~40歳の被害者7人がクラブ内で、8人目が病院で死亡した。
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南米エクアドルのナイトクラブで銃乱射事件が発生し、少なくとも8人が死亡、3人が負傷した。警察が10日、明らかにした。
それによると、事件は南西部グアヤス州の沿岸部の地区にあるナイトクラブで発生。20~40歳の被害者7人がクラブ内で、8人目が病院で死亡した。
地元テレビ局は目撃者の話しとして、「顔にバンダナを巻いた男たちがクラブ内で銃を乱射した」と伝えている。
警察によると、武装した男たちはバイクと2台の車で現場に到着。数分間銃を乱射した後、逃走したという。
南東部のエルオロ県沿岸では2日前、身元不明の武装集団が船舶を襲撃し、少なくとも4人が死亡、10人以上が行方不明になっている。逮捕者は出ていない。
政府は今週、エルオロ県で暴力が急増しているとして、2カ月間の緊急事態宣言を発令した。
同国では銃撃事件などにより、過去数週間で100人近くが死亡。その大半がエルオロ県を含む沿岸の4地域で発生している。
ノボア(Daniel Noboa)大統領は昨年、世界最大の麻薬組織シナロア・カルテルと同盟関係にあるロス・チョネロスのリーダーが港湾都市グアヤキルの刑務所から脱獄したことを受け、国家非常事態を宣言した。
このリーダーは最近逮捕され、米ニューヨーク州に送還された。
治安部隊は国家非常事態宣言後、全国で取り締まりを強化してきたが、ギャング間抗争が続く地域では暴力が激化している。
内務省の統計によると、25年上半期の殺人事件数は4619件、前年比で47%増加したという。
エクアドルの人口は約1800万人。昨年の殺人認知件数は約8000件。人口10万人あたりの殺人件数は世界トップクラスである。