食品大手ネスレがブラジルへの投資拡大、28年まで13億ドル投資
ネスレは3つの主力商品を中心に主要カテゴリーでの事業拡大を推進してきた。
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スイスの食品大手ネスレは18日、2025年から2028年にかけてブラジルに70億レアル(約1840億円)を投資すると発表した。
ネスレは3つの主力商品を中心に主要カテゴリーでの事業拡大を推進してきた。
同社のブラジル支社長はロイター通信の取材に対し、「ほぼすべての事業で投資回収率が当初の計画に沿ったものだった」と語った。
ネスレにとってブラジルは第3の市場であり、24年の売上高は約49億ドル(約7100億円)。最大の市場は米国、次点は中国である。
ネスレはブラジルにおけるコーヒー、ココア、乳製品のサプライヤーの長期的な生産性向上に焦点を当てる一方、フランチャイズ市場への参入を試みてきた。
ネスレは23年、ブラジルのチョコレート小売業者コペンハーゲンの親会社であるCRMを買収した。