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▽ミレイ氏は14日遅く、あまりよく知られていない暗号通貨「$LIBRA」を推奨する声明をX(旧ツイッター)に投稿をした。
アルゼンチンのミレイ大統領(Getty Images)

アルゼンチン野党は15日、ミレイ(Javier Milei)大統領の弾劾決議案を国会に提出する可能性があると明らかにした。

ミレイ氏は14日遅く、あまりよく知られていない暗号通貨「$LIBRA」を推奨する声明をX(旧ツイッター)に投稿をした。

この直後、$LIBRAの価格は1枚あたり5ドル近くまで急騰した。

しかし、数時間後には1ドル以下に急落。多くの投資家が損失を被った。

専門家は暗号通貨の開発者が著名人の発言を利用して価値を吊り上げ、その後持ち分を一気に売却する「ラグプル」の可能性があると指摘している。

ラグプルは開発者がNFT(非代替性トークン)プロジェクトを立ち上げ、投資を募って資金を集めた後、突然プロジェクトを放棄し、資金を持ち逃げする詐欺である。

野党議員たちはミレイ氏が詐欺に加担したと主張。「このスキャンダルは世界に恥をさらすものであり、ミレイの弾劾を求める決議案を国会に提出する必要がある」と表明した。

ミレイ氏はXの投稿を削除。地元メディアは投稿が14日夜に数時間アップされていたと伝えた。

ミレイ氏はその後、事態を把握した後に投稿を削除し、$LIBRAとは無関係であると強調した。「プロジェクトの詳細を知らなかったので、それを知った時点で、宣伝し続けないことを決めました...」

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