コロンビア大統領候補銃撃、意識戻らず、15歳少年逮捕
警察は15歳の少年を現行犯逮捕している。
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コロンビア・ボゴタの市長は8日、前日に銃撃されたミゲル・ウリベ(Miguel Uribe)上院議員が手術を乗り切ったと明らかにした。
ウリベ氏は来年予定されている大統領選への出馬を表明している。
同氏は7日、ボゴタ市内での選挙活動中に銃撃され、頭に2発、膝に1発の銃弾を浴びた。警察は15歳の少年を現行犯逮捕している。
ボゴタのガラン(Carlos Galán)市長は記者会見で、ウリベ氏が手術を乗り切ったと明らかにした。
病院も声明を出し、ウリベ氏が神経外科手術と左太ももの手術を受けた後、集中治療室で回復中だと述べた。
また病院はウリベ氏の容体を「極めて深刻」とした。
地元メディアによると、ウリベ氏の意識は回復していないという。
警察は発砲したとされる15歳の少年を逮捕。この少年は足を負傷し、別の病院で手当てを受けているとのこと。
サンチェス(Pedro Sánchez)国防相は7日の声明で、「100人以上の警察官がこの襲撃の黒幕を追跡している」と述べた。
ウリベ氏は野党・民主中道党に属し、昨年10月に大統領選に出馬する意向を示していた。