ブラジル大統領、米国との貿易協定に自信、関税問題
両首脳は26日、マレーシア・クアラルンプールのASEANサミットの合間に会談。両国間の緊張緩和について協議した。
とブラジルのルラ大統領(AP通信).jpg)
ブラジルのルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領は27日、米国との貿易協定が成立すると確信していると表明した。
トランプ(Donald Trump)米大統領も協定締結の可能性が高いと示唆している。
両首脳は26日、マレーシア・クアラルンプールのASEANサミットの合間に会談。両国間の緊張緩和について協議した。
ルラ氏は「非常に良い会談」と称賛。トランプ氏はルラ氏を「素晴らしい男」と呼んだ。
トランプ氏は会談後、記者団に対し、「両国にとって、かなり良い取引を結べると思う」と語った。「どうなるか様子を見よう。彼らは合意を望んでいる...」
トランプ氏はブラジルの盟友ボルソナロ(Jair Bolsonaro)前大統領が「魔女狩り裁判」にかけられているとして、この裁判を打ち切るよう要求。7月にブラジルの関税率を10%から50%に引き上げ、最高裁判事に制裁を科した。
トランプ氏は先週、ブラジルに対する関税を引き下げる可能性があると述べていた。
ルラ氏は27日の記者会見で、「両国にとって良い協定を締結できると確信している」と強調した。
またルラ氏は「数日中に結果を公表できるだろう」と述べた。
