ラテンアメリカ・カリブ海開発銀行、海洋保護に25億ドル追加投資へ
25億ドルの追加投資は2025~30年にかけて実施され、低炭素海洋輸送、海洋生態系の回復、持続可能な観光などへの支援を目的とする。
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ラテンアメリカ・カリブ海開発銀行(CAF)は7日、海洋保護と持続可能な海洋経済活動支援のための投資を25億ドル(約3620億円)に倍増させると表明した。
同銀行により2022~26年までの海洋支援表明額は12.5億ドル。今回これを倍増させると約束した。
同銀行は海洋保護区域の強化や小規模漁業の支援などへの投資を実施してきた。
25億ドルの追加投資は2025~30年にかけて実施され、低炭素海洋輸送、海洋生態系の回復、持続可能な観光などへの支援を目的とする。
海洋は沿岸コミュニティの貿易、食料、雇用、および地球規模の気候システム維持に不可欠だ。しかし、これらの機能を保護するための資金は全く足りていない。
国連によると、2015~19年までの海洋への投資総額はわずか10億ドル。年間の必要額である175億ドルを大幅に下回っている。