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▽レデルは1972年、伝説の麻薬王パブロ・エスコバル(Pablo Escobar)らと共にメデジン・カルテルを立ち上げた。
コロンビアの麻薬王、故パブロ・エスコバルの壁画(Getty Images)

コロンビア当局は3月31日、メデジン・カルテルの共同創設者であるカルロス・レデル(Carlos Lehder、75歳)を釈放した。

レデルは1988年、米フロリダの裁判所でコカイン密売の罪で有罪判決を受け、終身刑+禁固135年を言い渡された。

その後、レデルはパナマの元独裁者ノリエガ(Manuel Noriega)元将軍に関する証言をしたことから刑期を短縮され、健康上の問題で2020年に釈放された。

米国はレデルが市民権を持っているドイツに強制送還した。

当局は3月28日の夜、首都ボゴタの空港に到着したレデルを逮捕。入国管理局によると、レデルは麻薬密売と武器密輸の容疑で指名手配されていた。

レデルは米国への身柄引き渡し以来、コロンビアに戻っていなかった。弁護士によると、レデルは親戚を訪ねるために帰国したという。

弁護士は地元ラジオ局のインタビューで、「彼は癌を患っており、高血圧の問題も抱えている」と語った。

コロンビアの裁判所は1995年、麻薬密売の罪でレデルに懲役24年を言い渡した。

地元メディアによると、裁判所はレデルの刑期が2019年に満了したと裁定し、当局に釈放を命じた。

レデルは1972年、伝説の麻薬王パブロ・エスコバル(Pablo Escobar)らと共にメデジン・カルテルを立ち上げた。

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