コロンビア革命軍の元兵士が市民の遺骨収集、内戦の賠償活動
元兵士たちは内戦の犠牲者とみられる人々が埋葬されている西部パルミラの墓地の整備に参加し、納骨堂と小さな礼拝堂を建設した。
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コロンビア政府と2016年に和平協定を結んだコロンビア革命軍(FARC)の元兵士が1年間に渡って退役軍人と共に内戦中に殺害された市民の遺骨を収集した。現地メディアが8月31日に報じた。
それによると、元兵士たちは内戦の犠牲者とみられる人々が埋葬されている西部パルミラの墓地の整備に参加し、納骨堂と小さな礼拝堂を建設したという。
これは2016年の和平協定に基づく賠償活動の一環である。
この和平合意によりFARCは武装解除。1万4000人以上の兵士が武器を置き、戦争犯罪を裁く裁判所が設置された。
コロンビア内戦の犠牲者は45万人以上と推定されており、その大半が1985年~2018年の戦闘で死亡したとされる。
さらに13万2877人が行方不明者として記録され、その大半は死亡したと見られる。
このプロジェクトに参加した元兵士は主に中級指揮官であった。
FARCは1964年に設立されたマルクス主義を掲げる左翼ゲリラ組織。政府の不平等や貧困に対抗する農民運動から発展したが、後に麻薬取引や誘拐などで資金を調達し、国内外から批判を浴びた。
長年にわたる武力衝突の末、2016年に政府との和平合意が成立し、多くの戦闘員が武装解除したが、一部は反政府活動を継続している。