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ベネズエラ東部の石油施設で火災発生、ケガ人の情報なし=国営メディア

火災はオリノコベルト沿いにある施設で19日に発生したという。
南米ベネズエラの製油所(ロイター通信)

ベネズエラ東部の石油施設で火災が発生し、消防が消火活動に当たっている。国営石油会社PDVSAが20日、明らかにした。

それによると、火災はオリノコベルト沿いにある施設で19日に発生したという。

オリノコベルト(Orinoco Belt、オリノコ重油帯)は同国中東部、オリノコ川流域の南岸沿いに位置する世界最大級の超重質油(ヘビーオイル・オイルサンド)の埋蔵地域である。

国営テレビはPDVSA作業員の話しとして、「火災発生前に爆発音が聞こえた」と伝えている。

X(旧ツイッター)で共有された動画には施設内の鉄塔付近から黒煙が上がる様子が映っていた。

ロイター通信は情報筋の話しを引用し、「施設内で大きな爆発があり、石油タンクに延焼した可能性がある」と伝えている。

現時点で死傷者の情報はない。報道によると、この施設では改修工事が行われていたという。

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