ペルー北部の住宅地で爆発、10人負傷、ギャング間抗争か
地元メディアによると、この地区では最近暴力事件が急増。複数のギャングや犯罪組織が支配権を争っているという。
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ペルー北部ラリベルタの住宅地で爆発があり、少なくとも10人が負傷、25軒の住宅が損壊した。当局が15日、明らかにした。
内務省は声明で、「大きな爆発はラリベルタ近郊の地区で14日の夜に発生し、複数の犯罪組織が関与している可能性がある」と述べた。
地元メディアによると、この地区では最近暴力事件が急増。複数のギャングや犯罪組織が支配権を争っているという。
首都リマの近郊にあるトレーニングジムでも14日夜、爆発が確認された。ケガ人の情報はない。
地元テレビ局は情報筋の話しとして、「ギャングの構成員が対立するギャングの管理下にある店に入り、店員を脅してから数十分後、爆発が起きた」と伝えている。
警察は逮捕者が出てかどうかを明らかにしていない。
ペルーでこのような事件は珍しくなく、脅迫関連のトラブルはほぼ毎日報告されている。
警察の統計によると、今年1~7月末までに報告された脅迫・恐喝事件は約1万6000件。昨年同期から28%増加した。