◎一部のデモ隊はここ数日、首都キトの中心部や郊外で暴動を引き起こしていた。
2022年6月14日/エクアドル、コトパクシの道路を塞ぐデモ隊(Dolores Ochoa/AP通信)

南米エクアドルの警察当局は14日、首都キト近郊で行われた抗議デモが暴動に発展したため、デモを主導した先住民族のリーダーを逮捕したと発表した。

警察の報道官によると、逮捕されたのはエクアドル先住民族連盟(CONAIE)の会長。キト郊外の暴動に関与したとして逮捕された。

同連盟はガソリン価格の引き下げ、農作物の最低価格設定、延長が決まっている鉱業・原油採掘プロジェクトの見直しなどを求めている。

警察によると一部のデモ隊はここ数日、首都キトの中心部や郊外で暴動を引き起こしていたという。

地元メディアは公共物、警察車両、一般車両、個人農園、店舗などが破壊されたと伝えている。

警察によると、同連盟の会長はデモ隊にラソ(Guillermo Lasso)大統領を打倒するよう呼びかけていたという。

ラソ氏は14日、「暴力行為は決して許されない」とSNSに投稿した。「暴動の首謀者と実行犯は逮捕されました...」

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