▽交渉は昨年3月に始まり、計6回行われた。
南米エクアドルのノボア(Daniel Noboa)大統領は2日、数ヶ月にわたる交渉の末、カナダと新たな貿易協定を締結したと明らかにした。
ノボア氏はSNSに声明を投稿。「この貿易協定により、花、ツナ缶、繊維、自動車部品などの分野で地元の雇用が促進されることを期待している」と書いた。
それによると、この協定には労働と環境に関する規定も含まれているという。
交渉は昨年3月に始まり、計6回行われた。
エクアドルでは2月9日に大統領選挙が行われる。第1ラウンドで勝利するためには有効票の50%以上を獲得するか、2位候補に10ポイント差をつけながら40%以上を獲得する必要がある。
条件を満たす候補が出なかった場合、4月に決選投票が行われる。
地元の世論調査会社が1月25日に行った調査によると、ノボア氏の支持率は47.1%。23年の大統領選でノボア氏に敗れたゴンザレス(Luisa Gonzalez)氏は39.5%となっている。調査対象は5217人。