◎救助隊は乗客31人を救助し、2人の行方を捜している。
エクアドル当局は26日、ガラパゴス諸島のサンタクルス島沖合で観光客を乗せたボートが沈没し、4人の死亡を確認したと発表した。
サンタクルス当局によると、救助隊は乗客31人を救助し、2人の行方を捜しているという。
ボートにはイスラエル、ドイツ、スペイン、スイス、米国などから訪れた観光客が乗船していた。
当局は米国人、イスラエル人、コロンビア人、エクアドル人の死亡を確認したと報告している。身元は明らかにされていない。
ボートはサンタクルス島とイサベラ島の間を航行中、トルトゥーガ湾で沈没したと報告されている。
地元メディアは、「ボートは機械的なトラブルに見舞われ、燃料切れを起こした」と報じている。
エクアドル政府とガラパゴス国立公園の職員からなる救助隊は行方不明者の捜索を続けている。
ガラパゴス諸島は太平洋沖に浮かぶ火山群島で、世界を代表する野生動物の観測スポットのひとつとして人気を集めている。