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▽ゴンザレス氏と一部の野党議員は1万3000以上の投票箱で「修正不可能な欠陥」があったと主張している。
エクアドル大統領に立候補した左派のゴンザレス氏(左)とノボア大統領(Getty Images)

南米エクアドルの選挙管理委員会が24日、大統領選に立候補した左派のゴンザレス(Luisa Gonzalez)氏による再集計要求を拒否した。

ゴンザレス氏は22日、「何千もの不正投票が確認された」として、選管に大統領選決選投票の再集計を要求していた。

選管は声明で、ゴンザレス氏の主張には根拠がなく、再集計要求は受け入れられないと述べた。

ゴンザレス氏と一部の野党議員は1万3000以上の投票箱で「修正不可能な欠陥」があったと主張しているが、選管は「検証した結果、数値の誤りや署名の欠落は発見できなかった」と強調した。

米国、米州機構、EU、その他中南米諸国、そして多くの野党議員がノボア氏に祝意を表している。

ノボア氏の得票率は55.63%、ゴンザレス氏は44.37%、100万票以上の差がついた。

両候補はそれぞれ4万5000人以上の監視員を全国の投票所に配置していた。

決選投票は4月13日に行われた。選管の発表により、ノボア氏の再選が確実となった。

ゴンザレス氏は裁判で結果を争うことができる。

ノボア氏は23年の大統領選でゴンザレス氏との一騎打ちを制し、初当選を果たした。この選挙は弾劾訴追に直面した当時のラソ(Guillermo Lasso)大統領が前倒しで実施を決めたため、ノボア氏の任期は1年5カ月となった。

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