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▽エクアドルとメキシコは国交を断絶している。
エクアドルのノボア大統領(ロイター通信)

南米エクアドルのノボア(Daniel Noboa)大統領は3日、自国企業の公正な扱いを促進するため、メキシコ製品に27%の関税をかけると発表した。

ノボア氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「メキシコとの自由貿易協定(FTA)の可能性を含め、他国との貿易促進に賛成する」と書いた。

またノボア氏は「FTAが結ばれるまでは、メキシコからの輸入品に27%の関税を課す」とした。

エクアドルの捜査当局は昨年4月、首都キトの在メキシコ大使館に押し入り、グラス(Jorge Glas)元副大統領を拘束した。

両国はその後、国交を断絶した。

メキシコ経産省はエクアドルの発表に関するコメントを出していない。

エクアドルでは2月9日に大統領選挙が行われる。最新の世論調査によると、ノボア氏の支持率は対立候補のゴンザレス(Luisa Gonzalez)氏を上回っている。

グラス氏は2016年の大地震後の復旧・復興活動を主導した際、複数の汚職に関与し、さらに他の贈収賄事件でも有罪判決を受けている。

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