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▽コロンビア外務省はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「移民たちは市内の病院でメディカルチェックを受けた後、帰宅する予定だ」と書いた。
2025年1月28日/コロンビア、首都ボゴタの国際空港、米国から強制送還されたコロンビア移民(ロイター通信)

コロンビア政府は28日、米国内で拘束されたコロンビア出身の不法移民を乗せた米軍機2機が首都ボゴタの国際空港に到着したと発表した。

それによると、カリフォルニア州サンディエゴを出発した1機は110人、テキサス州エルパソを出発したもう1機は91人を移送したという。

空港内でロイター通信の取材に応じた男性は「米国にいたのはわずか12日間だった」と語った。「より良い生活を求めて米国に入りましたが、ダメでした...」

コロンビア外務省はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「移民たちは市内の病院でメディカルチェックを受けた後、帰宅する予定だ」と書いた。

コロンビア政府は26日、不法移民を乗せた米軍機の着陸要請を拒否トランプ(Donald Trump)大統領はこれに激怒し、関税、制裁、渡航禁止などの報復措置を取ると表明した。

両国は罵り合いの末、26日深夜に不法移民の送還で合意した。

トランプ氏はコロンビアの全輸入品に25%の緊急関税を課すこと、それを1週間後に50%に引き上げること、コロンビア政府高官らへの渡航禁止とビザ(査証)発給取り消し、金融制裁発動、コロンビア国民の国境検査強化などを命じていた。

コロンビアに対するトランプ氏の「警告」は他の中南米諸国を震え上がらせ、「移民の受け入れを拒否すれば制裁を科される」という懸念が高まっている。

コロンビア政府は米国の要求を受け入れ、経済的大惨事を回避した。

コロンビア政府は移民が犯罪者のように扱われていると指摘。手錠をかけて送還すべきでないと非難している。

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