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武装集団が県知事の車を襲撃、機関銃乱射 コロンビア

マルティネス氏はフェイスブックに動画を投稿。「暗殺未遂事件に遭遇したが、生き延びた」と語った。
南米コロンビア、首都ボゴタ(Getty Images)

コロンビア北部アラウカ県のマルティネス(Renson Martínez)知事は10日、東部地域を車で移動中、何者かの攻撃を受けたと明らかにした。

マルティネス氏はフェイスブックに動画を投稿。「暗殺未遂事件に遭遇したが、生き延びた」と語った。

それによると、機関銃を持った男たちがマルティネス氏の車に向けて発砲したという。

マルティネス氏が公開した写真には弾痕だらけのトヨタ・ランドクルーザーが写っていた。

マルティネス氏は「車の防弾装備と運転手の即座の対応のおかげで、我々はこの襲撃を回避し、生き延びた」と述べた。

またマルティネス氏は「我々は献身的に活動を続ける。アラウカ州民を脅威に晒させるわけにはいかない」と強調した。

アラウカ県では同国最大の左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」と、2016年に政府と和平協定を結んだコロンビア革命軍(FARC)の分派が活動している。

コロンビア内戦の犠牲者は45万人以上と推定されており、その大半が1985年~2018年の戦闘で死亡したとされる。

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