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▽トランプ氏は就任初日に不法移民の強制送還を開始する大統領令に署名した。
メキシコ南部、米国への移住を希望する中南米の移民(Getty Images)

コロンビア政府が不法移民を乗せた米軍機の着陸要請を拒否した。大統領府が26日、明らかにした。

ペトロ(Gustavo Petro)大統領はX(旧ツイッター)への投稿で、「この強制送還は移民を犯罪者のように扱う行為であり、許されない」と非難した。

またペトロ氏は強制送還が決まった米国の移民を民間旅客機で受け入れると表明。「彼らは尊厳と経緯を持って扱われるべきである」と強調した。

メキシコ政府も先週末、トランプ(Donald Trump)大統領の政策に基づき強制送還された不法移民を乗せた米軍機の着陸要請を拒否した。

ペトロ氏は「コロンビアの移民を犯罪者のように扱うな」と述べた。

またペトロ氏は「コロンビアには正規ビザ(査証)を持たない米国人が1万5660人いる」と指摘した。

トランプ氏は就任初日に不法移民の強制送還を開始する大統領令に署名。さらに、南部のメキシコ国境に非常事態を宣言し、軍を追加投入する命令にも署名した。

またトランプ氏は麻薬カルテルを「外国テロ組織」に指定する大統領令にも署名。コロンビア、メキシコ、ベネズエラなどの麻薬カルテルが対象となる。

中南米ではトランプ政権への不満が高まっている。

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