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▽、化石燃料には1%、オンライン・ギャンブルには19%の消費税を課す。
コロンビアのムハマド環境相(ロイター通信)

コロンビア政府が先月発令した非常事態宣言に基づき、石油を含む化石燃料の生産に対し、年末まで1%課税する。財務省が14日、明らかにした。

それによると、化石燃料には1%、オンライン・ギャンブルには19%の消費税を課すという。

ロイター通信は財務相のインタビューを引用し、「この課税で3兆ペソ(約1100億円)を調達したいと考えている」と報じた。

財務相は以前、最新の税制改革でこの税金を恒久化したいと述べていた。

政府は先月、北部カタトゥンボでゲリラ紛争が激化したことを受け、非常事態を宣言した。

カタトゥンボはベネズエラと国境を接し、先月初め頃から同国最大の左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」とコロンビア革命軍(FARC)の分派である左翼ゲリラ「FARC-EMC」との戦闘が激化。2週間で民間人を含む少なくとも80人が死亡、数万人が避難を余儀なくされた。

ELNは民間人への攻撃を否定している。

財務省はこの課税について、「緊急事態に対処する財源を捻出するために必要」と述べている。

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