▽ペトロ政権は2040年までに洋上風力発電の設置容量を7ギガワットにすることを目標としている。
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南米コロンビアの国家炭化水素庁(ANH)が27日、同国初となる洋上風力発電所の新設工事の提案受け入れと入札を開始した。
ペトロ(Gustavo Petro)大統領はエネルギー分野の多様化と脱石油・石炭を目標に掲げている。
地元メディアによると、ベルギー、イギリス、中国、スペインの企業がこの新設工事(環境調査含む)に関心を示しているという。
首都ボゴラに本社を置くエネルギー大手エコペトロールもそのひとつだ。
ANHは風力発電の規模を指定したうえで、工事の工法や安全対策、費用などを各社に提案するよう求めている。
ANHによると、提案の妥当性を検証した後、承認された企業は、最大2つのプロジェクトを受注するオプション付きで、関心のある分野についてさらに提案を行うことができるという。
新設工事は5工区に分けて行われる予定。
政府はこの提案・入札で最低1ギガワットの発電設備新設を計画している。各プロジェクトには最低200メガワットの設備容量が必要となる。
ペトロ政権は2040年までに洋上風力発電の設置容量を7ギガワットにすることを目標としている。
入札期限は5月末まで。