コロンビア政府、エクアドルの強制送還措置を非難
コロンビア政府は25日、エクアドル当局が刑務所に収監されているコロンビア人を強制送還する予定であると明らかにしていた。
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コロンビア外務省は26日、隣国エクアドルが正式な手続きなしに多数のコロンビア市民を強制送還したと非難した。
同省は声明で、エクアドル政府が正規の手続きを行わずにコロンビア市民を送還したと主張。これを「非友好的な行為」と呼んだ。
エクアドル外務省はこの指摘に反発。法律、国際法、基本的人権を尊重し、送還手続きを行ったと主張した。
コロンビア政府は25日、エクアドル当局が刑務所に収監されているコロンビア人を強制送還する予定であると明らかにしていた。
コロンビア外務省は声明で、「政府は外交ルートを通じて、エクアドル政府に対し、この非友好的な行為を最も強い言葉で非難し、現在適切な対応を検討中である」と述べた。
また同省は、エクアドルが被拘禁者の安全で秩序ある尊重された移送を保証しなかったと主張した。
エクアドル外務省は声明で、「7月8日から個別の強制送還手続きを開始したことを外交ルートを通じてコロンビアに通知し、そのプロセスは同国の法的枠組みに従ったものである」とし、コロンビア側の主張を退けた。
現地メディアによると、送還された人々は首都ボゴタの南方約1070キロに位置するナリーニョ州イピアレスに到着後、入国手続きを行ったという。