▽25年3月の消費者物価指数(CPI)は前年比5.09%増で2月を下回ったが、それでも中銀の目標である3%プラスマイナス1ポイントを上回っている。
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南米コロンビアの中央銀行が来週の金融政策決定会合で政策金利を据え置く可能性が高まった。
ロイター通信は25日、アナリスト24人の予想を公表。16人が9.5%の金利を維持すると予想。6人は9.25%に、2人は9.0%に利下げすると予想した。
大方の予想が正しければ、中銀は2023年12月に利下げサイクルを開始して以来、3会合連続で金利を据え置くことになる。
投資会社コンフィ(Corfi)はロイターの取材に対し、「世界的なリスク回避姿勢の強まりと原油価格の下落は、コロンビア経済をより脆弱にしている2つの直接的な要因である」と述べた。「それはペソ安、国債市場の変動、カントリーリスクプレミアム(CRP)の上昇に反映されている...」
地元メディアによると、中銀の一部の委員は「財政の安定とインフレリスクの増大を懸念している」という。
25年3月の消費者物価指数(CPI)は前年比5.09%増で2月を下回ったが、それでも中銀の目標である3%プラスマイナス1ポイントを上回っている。
ペトロ(Gustavo Petro)大統領は中銀が政治的な理由で金利を追え置いていると主張。理事会を定期的に批判してきた。