▽アルゼンチンは商業用鶏肉から高病原性鳥インフルエンザが検出されたため、2023年2月にこの輸出を停止していた。
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中国はアルゼンチン産鶏肉の輸入を2年間禁止していたが、これを解除し、米国との貿易戦争で米産品に高関税をかける中、重要な供給ルートを再開した。
アルゼンチンは商業用鶏肉から高病原性鳥インフルエンザが検出されたため、2023年2月にこの輸出を停止していた。
中国の税関総署は17日付の声明で、「アルゼンチン産家禽類および関連製品の輸入はリスク分析の結果、3月17日から許可される」と発表した。
リスク分析の詳細は明らかにしていない。
米農務省のデータによると、輸入禁止以前、アルゼンチンは中国にとって第3位の鶏肉サプライヤーであった。
今回の解禁は中国と米国の貿易戦争が激化する中で行われた。中国は210億ドル相当の米産農産物や食品を対象とする関税の一部として、鶏肉に15%の関税を課している。
米国は昨年、ブラジル、アルゼンチンに次いで中国にとって3番目の食肉供給国であり、輸入総量の9%にあたる59万トンを輸出していた。