▽ペトロ大統領は訪問先の北京で習近平 国家主席と会談。中国との連携強化を約束した。
とコロンビアのペトロ大統領(新華社通信/AP通信).jpg)
南米コロンビアのペトロ(Gustavo Petro)大統領が中国の大経済圏構想「一帯一路」に関する共同協力計画に署名した。中国の国営メディアが14日に報じた。
それによると、ペトロ氏は訪問先の北京で習近平(Xi Jinping)国家主席と会談。中国との連携強化を約束したという。
コロンビア外務省はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「中国の主要な海外開発プロジェクトに参加するという決定は、ペルーにとってここ数十年で最も大胆、重要な一歩である」と書いた。
また同省は「この協力計画に署名することで、貿易、投資、観光において無限のチャンスが広がる。後戻りはできない。コロンビアは世界に門戸を開いている」と述べた。
ペトロ氏は12日、中国メディアのインタビューで、「一帯一路に参加する」と表明していた。
またペトロ氏は「この開発資金を人工知能(AI)プロジェクトに活用し、若者に雇用機会を提供することを検討している」と述べた。
中国はコロンビアにとって2番目に大きな貿易相手国である。
新華社通信によると、習主席はペトロ氏に対し、「コロンビアからより多くの高品質な製品を輸入し、コロンビアでの投資やビジネスを支援し、インフラ建設に参加する用意がある」と語った。
中国は米国の裏庭である中南米で影響力を強めている。
中米パナマは今年、一帯一路からの離脱を表明した。