スポンサーリンク
▽習主席とルラ氏はブラジルの対中農産物輸出拡大に関する協定を含む20の協定に署名した。
2025年5月13日/中国、北京、習近平 国家主席(右)とブラジルのルラ大統領(ロイター通信)

中国とブラジルは13日、自由貿易と多国間主義を守ることを約束し、トランプ米政権の輸入関税に端を発した貿易戦争で不確実性が高まる中、両国関係を強化する協定を結んだ。

新華社通信によると、習近平(Xi Jinping)国家主席ルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領に対し、一国主義、保護主義、そして「いじめ行為」に断固反対すべきだと語ったという。

ルラ氏は両国の関係が「かつてないほど重要になっている」と強調した。

またルラ氏は「ブラジルも一国主義と保護主義に反対することで一致している」と述べた。

ルラ氏は4日間の公式訪問で北京に滞在中。チリのボリッチ(Gabriel Boric)大統領やコロンビアのペトロ(Gustavo Petro)大統領ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)の首脳らと共に北京で開催される中国・CELACフォーラムに出席する。

習主席とルラ氏はブラジルの対中農産物輸出拡大に関する協定を含む20の協定に署名した。

ブラジルのハダド(Fernando Haddad)財務相は12日、中国が長年ブラジルの最大の貿易相手国である一方、米国は依然として技術革新の最前線にあり、最大の経済大国として無視できない存在であると強調した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク