チリ、投資プロジェクトの許可手続き簡素化へ、法案可決
鉱山業界や再生可能エネルギー企業などは長年、許可手続きに時間がかかり、投資を阻害していると指摘してきた。
.jpg)
チリの国民議会(下院、定数155)は1日、国内の投資プロジェクトの許可手続きを簡素化する法案を可決した。
鉱山業界や再生可能エネルギー企業などは長年、許可手続きに時間がかかり、投資を阻害していると指摘してきた。
チリは世界最大の銅生産国であり、電気自動車に欠かせないリチウムでも開発プロジェクトを推進している。
法案は賛成93ー反対27(棄権17)で可決され、ボリッチ(Gabriel Boric)大統領の署名で整理する。
経産相は記者会見で、「これにより、許可手続きの時間を大幅に短縮、処理時間を30%から70%削減できる」と語った。
環境影響評価システムの改革も現在進行中であり。
英豪系資源大手リオ・ティントは5月、チリの主要リチウム鉱山の採掘権を獲得した。