チリ・サンティアゴ中心部でガス臭、大統領府の職員も一時避難
▽地元テレビ局は「サンティアゴ市内中心部の数カ所で強いガス臭いがするという通報が警察に何件も入った」と報じている。
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南米チリ・サンティアゴの大統領府敷地内にある複数の建物でガス臭が確認され、職員らが避難した。現地メディアが20日に報じた。
それによると、大統領府の職員を含む数百人が屋外に避難。消防が建屋に入り、調査している。原因はまだ特定できていないとのこと。
地元テレビ局は「サンティアゴ市内中心部の数カ所で強いガス臭いがするという通報が警察に何件も入った」と報じている。
ボリッチ(Gabriel Boric)大統領が敷地内にいたかどうかは分かっていない。
当局は消防が病院や学校など優先順位の高い場所を中心に検査していると声明を出し、市中心部を避けるよう勧告した。
その後、サンティアゴ消防局は記者会見で、「市内で危険なレベルのガスは検知できなかった」と述べた。
また同局は市民に対し、冷静さを保ち、日常生活に戻るよう呼びかけた。
臭気の原因はまだ特定されておらず、調査中である。