南米エクアドルとチリでも避難命令、ロシア巨大地震
南米西海岸から約3700キロ離れたチリのイースター島では住民と観光客が標高の高い教会へ避難。本土の太平洋沿岸部でも多くの住民が避難を開始した。
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ロシア極東カムチャツカ半島で発生したマグニチュード8.7の巨大地震により太平洋全域で津波警報が発令され、南米エクアドルとチリ当局も30日、避難命令を出した。
この地震はカムチャツカ半島のペトロパブロフスクの東方約136キロ地点で29日に発生。震源の深さは19キロ。日本、米国、フィリピン、NZなどで津波警報・注意報が発令された。
南米西海岸から約3700キロ離れたチリのイースター島では住民と観光客が標高の高い教会へ避難。本土の太平洋沿岸部でも多くの住民が避難を開始した。
エクアドル本土の西方約970キロに位置するガラパゴス諸島では政府が沿岸地域の住民に避難を命じた。
地元メディアによると、数百人が高台に避難したという。建物被害や死傷者の情報はない。