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▽1台がセンターラインを越え、対向してきたバスに衝突したとみられる。運転手の安否は明らかになっていない。
2019年1月19日/南米ボリビア、事故を起こしたバスの乗客と救助隊員(AP通信)

南米ボリビアの南部ポトシでバス同士が衝突し、少なくとも37人が死亡、39人が負傷した。警察が1日、明らかにした。

それによると、事故は市内の幹線道路で1日早朝に発生。一方のバスがセンターラインを越えたという。

ポトシ警察の責任者は記者団に対し、「これまでに37人が死亡し、39人が4つの病院に搬送され治療もしくは手当てを受けている」と語った。

警察が死傷者の身元確認を進めている。

地元テレビ局が報じた映像には大型クレーンが横転したバスを吊り上げ、警察官が遺体を運び出し、毛布にくるむ様子が映っていた。

警察によると、1台がセンターラインを越え、対向してきたバスに衝突したとみられる。運転手の安否は明らかになっていない。

ポトシでは先月中旬にもバス事故が発生し、少なくとも31人が死亡、10数人が負傷。バスは道を外れて横転し、800メートルほど斜面を転がり落ち、大破した。

ポトシは首都ラパスの南東約440キロ、標高約4000メートルに位置する。

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