ブラジル大統領(80歳)が再選出馬を表明、4期目目指す
ルラ氏は現在アジア各国を歴訪中。インドネシアでスビアント大統領と会談した。その後、マレーシアに向かい、ASEAN首脳会議に出席する予定である。
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ブラジルのルラ(Luiz Inácio Lula da Silva、80歳)大統領が23日、来年行われる大統領選への出馬を表明した。
ルラ氏は訪問先のインドネシアで記者団に対し、「私は80歳になりますが、30歳の頃と変わらないエネルギーを持っていることは確かです。来年、大統領選に出馬するつもりです」と語った。
ルラ氏は現在アジア各国を歴訪中。インドネシアでスビアント(Prabowo Subianto)大統領と会談した。その後、マレーシアに向かい、ASEAN首脳会議に出席する予定である。
TVグローボによると、ルラ氏は26日にマレーシアでトランプ(Donald Trump)米大統領と会談する予定だ。
両首脳はトランプ政権がブラジルに課した50%関税について話し合うと予想される。
ブラジルの大統領の任期は4年であり、再選は1回まで認められている。ただし、連続ではない任期であれば再び大統領に就任することが可能であり、実際にルラ氏は2003年から2010年まで2期務めた後、2023年に再び大統領に就任している。
ルラ氏は2022年の大統領選前、年齢と政治の刷新が必要と考えていることから、これが最後の選挙戦になると述べていた。
地元メディアの世論調査によると、ルラ氏の支持率は50%前後で推移。トランプ氏との対立が激化した後、急上昇した。