◎捜査当局はパラ州、ロライマ州、アマゾナス州などで33件の捜索令状と13件の逮捕状を執行。さらに、司法省はこの組織が関連する資産29億レアル(約725億円)を凍結するよう命じた。
ブラジル、アマゾンの開発エリア(Getty Images)

ブラジル連邦警察は10日、アマゾンの熱帯雨林で違法に採掘された3.1トンの金を隠したとして、犯罪組織の複数の拠点を家宅捜索した。

警察によると、この組織はパラ州に拠点を置き、北部ロライマ州の先住民族が暮らす土地で違法に金を採掘していたという。

警察は容疑者の身元を明らかにしていないが、TVグローボは情報筋の話しとして、「公務員や先住民族を含む複数人が逮捕された」と伝えている。

捜査当局はパラ州、ロライマ州、アマゾナス州などで33件の捜索令状と13件の逮捕状を執行。さらに、司法省はこの組織が関連する資産29億レアル(約725億円)を凍結するよう命じた。

連邦警察はこれとは別に、最大都市サンパウロに拠点を置き、パラ州とマトグロッソドスル州での違法採掘に関連した資金洗浄(マネーロンダリング)を行ったとする組織の拠点も捜索した。

この組織は過去4年間に30億レアル(約750億円)をペーパーカンパニーや個人を通して取引していたとされる。

司法省はこの案件でも組織に関連する資産13億レアル(約325億円)の凍結を命じた。

連邦警察によると、容疑者たちは金の違法採掘と取引、マネーロンダリング、犯罪組織への関与の罪に問われる可能性があるという。

家宅捜索ではカバ、キリン、バッファロー、ヌー、ライオンなどのはく製も押収された。

規制当局は声明で、「これらのはく製12点のうち7点は適切な経路で輸入され、残り5点は違法取引に関連している可能性がある」と述べた。

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。マトグロッソドスル州

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