▽投資期間は「2030年まで」」としている。
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ブラジルの総合資源開発企業ヴァーレ社は14日、同国北部カラジャスの鉱山施設に700億レアル(約1兆8600億円)を投資すると明らかにした。
ブラジル大統領府は12日にこの投資計画を発表していた。
ヴァーレ社は声明で、「新カラジャス計画に向けた投資予定額は同社のガイダンスに沿ったものである」と述べた。
投資期間は「2030年まで」」としている。
カラジャスは北部パラ州の鉱山地帯であり、ヴァーレ社最大の鉄鉱石生産地である。昨年の生産量は1億7750万トンで、鉄鋼原料の総生産量の半分以上を占めている。
ヴァーレ社は声明の中で、カラジャスでの鉄鉱石生産量が2030年までに年間2億トンに達すると予想しており、鉱山の拡張などによってその勢いは増すとした。
また同社はカラジャスでの銅生産量も2030年までに32%増の約35万トンになると見ている。
ヴァーレ社は14日にルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領を招き、この投資計画の詳細を発表する予定だ。