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▽「南米のトランプ」と呼ばれた右派のボルソナロ氏は先週、X(旧ツイッター)への投稿でトランプ次期大統領の就任式に招待されたと明らかにしていた。
米ワシントンDCホワイトハウス、トランプ大統領(左)とブラジルのボルソナロ大統領(AP通信)

ブラジルの最高裁判所は17日、ボルソナロ(Jair Bolsonaro)前大統領のパスポート返還要求を認めなかったことを再考するよう求める訴えを退けた。

最高裁は16日にこの返還要求を却下していた

ボルソナロ氏の弁護団は最高裁に対し、「当局が求めている予防措置を完全に遵守・尊重している」と主張。同氏が国外に逃亡する可能性も否定した。

しかし、最高裁のジモラエス(Alexandre de Moraes)判事はこの訴えから数時間後、16日の判決を支持した。

ボルソナロ氏は先週、1月20日の米大統領就任式に出席するため、パスポートの返還を求めていた。

ボルソナロ氏は23年1月8日の議会襲撃事件を企てた疑いで刑事告発されている。

ブラジル連邦警察は昨年11月、22年の大統領選の結果を覆すためにクーデターを企てた疑いで、ボルソナロ氏ら37人の起訴を求める捜査報告書を最高裁に提出。警察は翌月、ボルソナロ氏の側近であるブラガネット(Walter Braga Netto)元国防相を逮捕した。

裁判所はボルソナロ氏が国外に逃亡する可能性があるとして、24年2月にパスポートを没収した。

「南米のトランプ」と呼ばれた右派のボルソナロ氏は先週、X(旧ツイッター)への投稿でトランプ(Donald Trump)次期大統領の就任式に招待されたと明らかにしていた。

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